棋譜並べのすすめ ― 地道な繰り返しが力になる

こんにちは。
今日は「棋譜並べ」について書いてみようと思います。

棋譜並べとは

棋譜並べとは、過去の対局を碁盤に一手ずつ再現していく作業です。
プロ棋士や強豪アマの対局を追いながら、「この手はなぜここに打たれたのか」を考える時間でもあります。
本やアプリを使って並べることができますが、できれば実際の碁盤と碁石を使うのがおすすめです。感覚が違ってきます。

なぜ棋譜並べをするのか

一番の目的は、強い人の感覚を自分の中に取り入れることです。
並べているうちに、手の流れや形の意味が少しずつ分かってきます。
最初は理解できなくても、何局も並べるうちに「この形、見たことがある」という場面が増えていきます。

効果的なやり方

  • 最初は好きな棋士の棋譜から始めると続けやすいです。
  • 解説のある本を使うと理解が深まります。
  • 途中で止めて考えてみるのも大切です。
  • 1局並べたら、少し振り返るだけでも記憶に残りやすくなります。

毎日でなくても、週に1〜2局でも十分効果があります

楽しさについて

派手さはありませんが、棋譜並べは静かな充実感があります。
昔の名局を追体験できるのも魅力です。
碁盤に向かってじっくり手を並べる時間は、落ち着いた気持ちにさせてくれます。

おわりに

囲碁を学ぶ上で、棋譜並べは地味ですがとても大切な練習方法です。
「なにか上達のために始めたい」と思ったときには、まず棋譜並べを習慣にしてみてください。

焦らず、少しずつ。
その積み重ねが、必ず力になります。

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